TikTok LIVEの副業は会社にバレる?住民税・確定申告・就業規則まで解説

TikTok LIVEの副業が会社にバレるかを解説する記事のアイキャッチ
この記事の監修者:田中宏明
TikTokLIVEプロマネージャー/TikTok特化クリエイター事務所 UniTrus。芸人として8年活動したのち、実演販売の講師としても活動(講師として関わった商品の販売実績は数億円規模であり、本人の収入額ではありません)。TikTok LIVEでは担当クリエイター延べ500名以上をマネジメントし、配信を主な収入源にしているクリエイターも輩出しています。
「長く演者をやっていた経験と、マネージャーとして見てきたたくさんの事例を活かして、ライブ配信を通して夢を叶えるサポートをしていきます!」

会社にバレる経路は、実はそう多くありません。住民税、年末調整、同僚や知人の目、SNSからの特定。この4つだけです。しかもいちばん多い原因の住民税は、確定申告書のチェック1つで対処できます。

配信そのものは、勤務先が副業を禁止していなければ会社員でも始められます。18歳以上でフォロワーが50人程度いれば、その日からスマホで配信でき、費用もかかりません。厄介なのは始めたあとの手続きのほうで、住民税や年末調整まで踏み込んだ解説はほとんど見当たりません。延べ500名以上を見てきた監修者の現場から、会社員と公務員の方に向けて、経路の閉じ方と手続きの順番をまとめました。

目次

この記事の要点

  • TikTok LIVEの配信が就業規則の「副業」に当たるかの見分け方
  • 会社にバレる4つの経路と、自分で閉じられるもの・閉じられないもの
  • 住民税を普通徴収にする手順と、選べないことがあるケース
  • 会社員が確定申告をするかどうかの判断(見る金額は20万円)
  • 公務員の場合に先に確認しておくこと

💬 自分の勤務先ではどうなのかが分からない方へ。
勤務形態と、就業規則に副業の記載があるかを送るだけで、
先に確認する順番をお答えします。
住民税の手続きは戻せません。

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※18歳以上の方を対象としています。

TikTok LIVEの配信は、就業規則の「副業」に当たる?

まず就業規則を確認してください。副業そのものを禁止している会社、許可制にしている会社、届出だけでよい会社があり、扱いが変わります。

配信で得るギフトの報酬は、給与ではありません。どこかの会社に雇われて働くわけではなく、TikTokから配信者へ支払われるお金です。この違いが就業規則の読み方に効いてきます。

表①:就業規則の書かれ方と、TikTok LIVEの配信がどう当たるか

就業規則の書かれ方配信がどう扱われるか先に確認すること
副業を全面的に禁止収入を伴う活動は対象になると考えるのが安全です人事へ確認するか、始めない判断をする
他社に雇用されることを禁止雇用契約を結ぶわけではないため、文言上は当たらないことが多いです「事業を営むこと」の記載が別にないか
許可制・届出制手続きを踏めば認められる可能性があります申請の窓口と、必要な記載事項
競業となる副業を禁止勤務先と競合しない内容なら問題になりにくいです勤務先がSNS運用やライブコマースを事業にしていないか
記載なし禁止されていないと読めますが、判断は勤務先によります就業規則の最新版がどこにあるか

配信の内容そのものが問題になることもあります。勤務先が特定できる情報を話す、制服や社章が映る、業務中に配信する。このあたりは副業かどうか以前の話なので、規則に記載がなくても避けてください。

👉 配信条件と初配信までの手順:TikTok LIVEのやり方!配信条件・設定方法〜できない時の対処法まで

👉 TikTok LIVEの収益がどう発生して、どう手元に届くのか

会社にバレる経路は4つ。どれが自分で閉じられるか

表②:副業が勤務先に伝わる経路

経路何が起きるか自分で閉じられるかやること
住民税副業分の所得が上乗せされ、勤務先に届く住民税の通知額が同じ給与の同僚より高くなる閉じられます確定申告で住民税を自分で納付する形を選ぶ
年末調整勤務先に提出する書類に、副業の見込み所得を書く欄がある場合があります閉じられません書き方を人事に確認する。虚偽の記載はしない
同僚や知人の目配信を見た人が気づく。取引先や顧客が視聴者だったケースもあります一部だけ閉じられます顔・声・生活圏の出し方を決める
SNSからの特定他のSNSと同じ名前やアイコン、連絡先の同期からたどられる閉じられます配信用のアカウントを完全に分ける

自分で閉じられる経路と、閉じられない経路

会社に伝わる経路は住民税・年末調整・同僚や知人の目・SNSからの特定の4つで、このうち住民税とSNSは自分で閉じられます。漠然と「バレたらどうしよう」と考えていると手が打てないので、経路ごとに分けて見てください。

いちばん多いのは1行目の住民税で、確定申告のときの選択ひとつで対処できます。対して2行目の年末調整は閉じられません。会社に出す書類に事実と違うことを書くのは、バレる・バレない以前の問題になるからです。記載を求められたら正しく書いてください。

👉 生活圏からの身バレ経路と対策(主婦の例):主婦ライバーはTikTok LIVEがアツい!稼げる目安〜体験談まで

👉 顔を出さずに配信する方法と、生活圏につながる要素の減らし方

3行目の同僚や知人の目は、配信が不特定多数に開かれている以上、完全には消せません。ただ、顔を出さない形を選び、勤務先の最寄り駅や業界の話をせず、配信の時間帯を勤務時間とずらせば、偶然見つかる確率はかなり下がります。

💬 4つの経路のどれに気を付ければいいか迷ったら、まず相談してください。
勤務先の業種と、顔出し予定の有無を送るだけで、
あなたが気を付けるべきものだけに絞ってお答えします。
関係するのはたいてい1〜2つです。

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住民税を普通徴収にする(いちばん効く1手)

会社員の住民税は、給与から天引きされるのが原則です。この方式だと、副業で所得が増えたぶんも合算されて勤務先へ通知が届きます。同じ給与のはずの人と税額が違えば、経理が気づく可能性があります。

これを避けるのが普通徴収です。確定申告書の「住民税に関する事項」で、給与以外の所得にかかる住民税を自分で納付する形を選ぶと、副業分の納付書が自宅に届きます。

表③:住民税の2つの納め方

納め方誰が納めるか副業分の扱い選べる条件
特別徴収(原則)勤務先が給与から天引きして納める給与と合算されて勤務先に通知されます会社員は原則こちら
普通徴収自分で納付書を使って納める副業分だけ自宅に納付書が届きます確定申告書で選択します。ただし下の注意点あり

普通徴収を選べない所得と、特別徴収に戻ってしまう場合

ただし、普通徴収を選べるのは給与以外の所得に限られます。配信の報酬は給与ではないので対象になりますが、別のアルバイトの給与は対象外で、こちらは合算されて勤務先に通知されます。掛け持ちしている方は、そちらの経路が残ることになります。

選択したつもりでも、自治体の運用や申告のタイミングによって特別徴収に戻ってしまうこともあります。申告を出したあとに市区町村へ電話で確認しておくと確実です。5月から6月ごろに勤務先へ通知が届くので、その前に済ませてください。

会社員が確定申告をするかどうか(見る金額は20万円)

会社員の場合、判定は1つの金額で足ります。

給与所得と退職所得以外の所得の合計が20万円を超えると、確定申告が必要になります(国税庁 タックスアンサー No.1900)。給与を1か所から受けていて、そこで年末調整を受けている場合の基準です。

表④:会社員の場合に見る金額

状況確定申告住民税の申告
配信の所得が20万円以下不要です別途必要になる場合があります。市区町村へご確認ください
配信の所得が20万円を超える必要です確定申告をすれば、住民税の申告は不要です
医療費控除などで確定申告をする20万円以下でも配信の所得を含めて申告します同上

引っかかりやすいのが1行目です。確定申告が不要でも、住民税の申告は別に必要になる場合があります。ここを飛ばすと、あとから自治体に指摘されることがあります。

アプリに残したままの報酬も、その年の所得です

「出金しなければ所得にならない」という考え方も、よくある誤解です。アプリの中に残したままでも、その年に確定した報酬は所得として扱うのが原則で、年末に出金を止めて金額を調整することはできません。必要かどうかの判定と住民税の選択、この2点だけ押さえておけば、あとは順番どおりに進められます。

👉 報酬の仕組みと収入の目安:TikTok LIVEは稼げる?収益化条件〜稼げない・難しいとの噂の理由も

💬 どの金額を気にすればいいか分からなければ、まず相談を。
配信報酬のだいたいの額と、他のバイトの有無を送るだけで、見ておく数字をお答えします。
税額計算や個別の税務判断は行いません。

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※18歳以上の方を対象としています。

公務員の場合に、先に確認しておくこと

公務員には、国家公務員法と地方公務員法に営利企業への従事などを制限する定めがあり、民間企業の会社員とは前提が違います。任命権者の許可が要る仕組みになっているため、「就業規則に書いていないから大丈夫」という判断はできません。

表⑤:公務員の方が先に確認すること

確認することどこで確認するかなぜ必要か
兼業の許可が必要な範囲所属先の人事担当・服務規程収入を伴う活動の扱いは所属先の規定で決まります
許可の申請手続き同上申請が要る場合、始める前に出す必要があります
配信内容に制限がかかるか同上信用失墜行為の禁止など、副業とは別の規定があります
収入が出た場合の申告所属先と、お住まいの市区町村会社員と同じく20万円の判定があります

検索すると「公務員がライブ用のコインを集める目的で配信するのは副業になるのか」といった相談が実際に出てきます。判断に迷う時点で、先に所属先へ聞くのがいちばん早いです。聞かずに始めて、あとから問題になるほうが失うものが大きくなります。

バレる心配を減らしたまま、続く形に組む

手続きが片づいたら、あとは続け方です。会社員が挫折するのは、平日の夜に長時間やろうとして最初の1か月で息切れするパターンです。

1日25分の積み上げと、報酬率の上限

公式の報酬制度は、この点で兼業と相性がよくできています。報酬率を動かす「有効なLIVE日数」は、1日に合計25分以上の配信でカウントされます。1回で25分続ける必要はなく、その日の合計です。週末に3時間まとめてより、平日に25分ずつ4日のほうが指標としては効きます。

報酬率の上限は最大53%(LIVEごとのミッション40%とウィークリーミッション13%)と公式が示していますが、クリエイターリーグのミッションには週1,000米ドルの上限があり、最高レベルに到達しても53%に達しないクリエイターがいると公式が明記しています。あわせて「獲得資格を有していても報酬を受け取れるとは限らない」という但し書きもあります。

表⑥:会社員が続けるための配信の置き方

決めること目安兼業ならではの理由
配信の時間帯曜日と時間を固定する。ただし勤務時間帯と通勤時間は避ける生活のリズムから職種が読まれるのを防ぎます
1回の長さ25分以上を週3〜4日有効なLIVE日数がその日の合計で数えられるためです
繁忙期の扱い事前に告知して減らす。週1回は同じ時間に開く告知なしに消えると、戻ったときに視聴者も戻りません
顔を出すかどうか出す・部分的に出す・出さないを最初に決める途中で隠しても、すでに見た人には戻せません
見る指標25分以上できた日数と、LIVE中に新しくフォローされた人の数金額は後からついてくる指標のため、最初は見なくて構いません

👉 報酬率の上限を決めるリーグの仕組み:クリエイターリーグとは?A1〜D5の18ランク・かけらの仕組み〜上げる方法を解説

一人で続けるか、見てもらうか

続かなくなる理由は、時間が足りないことより、うまくいっていないのか、まだ時期が来ていないだけなのかを自分で判断できないことにあります。指標は動いているのに金額に出ていない時期は必ずあります。

事務所に入れば伸びる、という話ではありません。配信するのは自分ですし、相性もあります。ただ、自分の配信を自分で見ることはできません。一人で3か月悩んだことが、見てもらって10分で分かることは実際にあります。

👉 事務所の比較と選び方:TikTok LIVEおすすめ事務所一覧|失敗しない入り方〜怪しい話の見極め方法まで

👉 数字が動かないときに見る指標と、90日の立て直し方

💬 勤務時間の中でどれだけ配信できるか、一緒に決めませんか。
平日に取れる時間と繁忙期を送るだけで、25分の置き方と見る指標をお答えします。
話を聞くだけでも大丈夫です。

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※18歳以上の方を対象としています。

TikTok LIVEの副業に関するよくある質問

Q1. TikTokライブは副業になる?

収入を伴う活動なので、勤務先の就業規則の上では副業として扱われるのが一般的です。ただし雇用されるわけではないため、「他社に雇用されることを禁止」という書き方の規則では文言上あてはまらない場合もあります。規則の書かれ方で結論が変わるので、先に確認してください。

Q2. TikTokは副業に入りますか?

動画投稿もLIVE配信も、収入が発生すれば同じ扱いになります。ただし収益化の条件は別の制度です。LIVEのギフトとショート動画の収益化は、条件も仕組みも違います。

Q3. TikTokのLIVEでいくら稼げますか?

金額を断定できる根拠は公開されていません。コインからダイヤモンド、ダイヤモンドから日本円への換算率は、いずれも公式が公表していないためです。報酬率の上限は最大53%と示されていますが、週1,000米ドルの上限があり到達しない場合があるとも公式が明記しています。自分の実数はアプリ内の「LIVE報酬」ページで確認できます。

Q4. TikTok LIVEでどうやってお金を稼ぎますか?

視聴者がコインを購入してギフトを送ると、配信者にダイヤモンドが割り当てられ、それを現金として引き出す流れです。ギフトの受け取りには18歳以上という条件があり、実務上の目安としてフォロワー1,000人程度が案内されています。

Q5. TikTok LIVEは何歳から配信できますか?

18歳以上です。16歳・17歳は視聴のみで、配信はできません。16歳から配信できると書かれた資料を見かけることがありますが、条件が混同されています。受け取った報酬の出金については20歳以上が条件です。

Q6. 副業が会社にバレるのを完全に防げますか?

住民税とSNSからの特定は自分で閉じられます。年末調整の書類は閉じられません。同僚や知人に見られる可能性も、配信が公開されている以上ゼロにはできません。完全に防ぐと言い切る記事があれば、その部分は誇張です。

Q7. 副業で月5万円稼ぐのは難しいですか?

金額を保証できる根拠はありません。TikTok LIVEの報酬は、配信した日数とLIVE中の交流で報酬率が動き、そこにギフトの量が掛かる仕組みです。最初の数週間はほとんど動かないのが普通なので、金額ではなく25分以上配信できた日数から見てください。

Q8. やらない方がいい副業はありますか?

勤務先が禁止している副業は避けてください。それ以外では、本業に支障が出る時間帯に固定してしまう形は続きません。TikTok LIVEの場合、1日25分から積み上がる仕組みなので、勤務時間を削らずに組めるかを先に確認するのが現実的です。

まとめ

TikTok LIVEの配信は、勤務先が副業を禁止していなければ会社員でも始められます。18歳以上でフォロワーが50人程度いれば配信でき、初期費用もかかりません。

先に確認するのは就業規則で、全面禁止か、雇用されることの禁止か、許可制かの書かれ方で結論が変わります。会社に伝わる経路は住民税・年末調整・同僚や知人の目・SNSからの特定の4つ。住民税とSNSは自分で閉じられますが、年末調整の書類は閉じられないので、記載を求められたら正しく書いてください。

いちばん効くのは住民税の普通徴収です。確定申告書の住民税に関する事項で、給与以外の所得ぶんを自分で納付する形を選び、申告後に市区町村へ確認しておくと確実です。確定申告が必要かどうかは20万円で判定し、20万円以下でも住民税の申告が別に必要になる場合があること、出金していなくてもその年の報酬は所得になることの2点を押さえておけば、あとから慌てずに済みます。公務員の方は、始める前に所属先へ確認してください。

💬 手続きの順番と最初の1か月の組み方に迷っている方へ。
勤務形態と平日に取れる時間を送るだけで、確認の順番と続く配信の置き方をお答えします。
他社所属の方も歓迎です。

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運営者・監修・更新情報
著者:UniTrus編集部(TikTok LIVE専門メディア編集部)
監修:田中宏明/TikTokLIVEプロマネージャー・TikTok特化クリエイター事務所 UniTrus/芸人活動8年・実演販売の講師(講師として関わった商品の販売実績は数億円規模であり、本人の収入額ではありません)・担当クリエイター延べ500名以上
運営:TikTok LIVE特化のクリエイター事務所「UniTrus(ユニトラス)」(運営者情報)
本記事のTikTokの仕様に関する記述は、TikTok公式(LIVE Creator Hub/クリエイターアカデミー/ヘルプセンター/段階的LIVE報酬の案内)の記載をもとに、記事執筆時点(2026年8月)の内容としてまとめています。条件は予告なく変更される場合がある点にご注意ください。税務に関する記述は国税庁のタックスアンサー(No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人)の記載に基づく一般的な整理であり、住民税の運用は自治体によって異なります。就業規則と公務員の兼業に関する記述は制度の存在を示す一般的な整理です。本記事は税理士および社会保険労務士の監修を受けていません。個別の判断は税務署・お住まいの市区町村・勤務先または所属先にご確認ください。本記事は特定の収入額を保証するものではありません。
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この記事を書いた人

TikTok LIVEガイド(UniTrus)の編集部。TikTok公式ヘルプセンターの記載を一次情報として確認し、現役のTikTok LIVEプロマネージャーの監修のもとで記事を制作しています。

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